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틀:Infobox animanga/Header 틀:Infobox animanga/Manga 틀:Infobox animanga/Manga 틀:Infobox animanga/TVAnime 틀:Infobox animanga/Footer終末のワルキューレ』(しゅうまつのワルキューレ、英題:Record of Ragnarok)は、梅村真也原作、フクイタクミ構成、アジチカ作画による日本漫画[1]コアミックス(旧ノース・スターズ・ピクチャーズ)の月刊誌『月刊コミックゼノン』にて、2018年1月号より連載中[1]。2021年にアニメ化、舞台化された。

概要[편집]

神々による人類滅亡の決議に待ったをかけた戦乙女が、人類史上最強の英傑たちを選出して戦いを挑む様を描いたバトル作品。連載開始直後から話題となり、2018年5月に発売された単行本第1巻は発売直後から品薄となったため、大量重版となった[2][3]。また、同年9月に単行本第2巻が発売された際には、作者のアジチカが第1話をすべてTwitterで公開したことから、読者を大きく増やした[2]。2021年12月時点で累計発行部数は1000万部を突破している[4]

『ゼノン』2019年12月号からは、第1回戦で登場した呂布奉先を主人公としたスピンオフ作品終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』(作画:オノタケオ)の連載が開始された。また、同号には錦ソクラ틀:Efn2の漫画『3年B組一八先生』(『近代麻雀』掲載)との読みきりコラボレーション漫画も掲載された[5]

あらすじ[편집]

人類の誕生から700万年。進歩の兆しがない人類を見限った神々は、1000年に1度開かれる「人類存亡会議」にて、人類に「終末」を与える決議を行った。そこに戦乙女(ワルキューレ)の長姉・ブリュンヒルデは決議に待ったをかけ、超特別条項に基づく神VS人類最終闘争ラグナロク)で人類の行く末を決めることを提案する。当初はその申し出を相手にしなかった神々だったが、ブリュンヒルデの挑発にプライドを傷つけられたことでラグナロクの開催を決定した。かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」で神器と化した戦乙女たちを伴う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。

第1回戦:中華最強の英雄・呂布奉先vs雷の狂戦士・トール
北欧の最強神・トールが出場する初戦に、ブリュンヒルデは中華史上最凶かつ最狂の戦士と謳われる呂布奉先をぶつける。生まれてから最強の名を独り占めにしてきた呂布は自分と互角に渡り合うトールに歓喜し、トールもまた、戦乙女の四女・ランドグリーズが神器錬成した方天戟で自身に傷をつけた呂布を好敵手と認め、戦いを楽しむ。呂布はトールのヤールングレイプルを方天戟で破壊するも、それは封じ込まれていたトールの全力を引き出すことになった。トールの秘技「覚醒雷槌」によって両脚を破壊された呂布は、闘技場に乱入してきた愛馬の赤兎馬に跨がり、生前に最強の敵との邂逅を信じて完成させた一撃「天喰」で逆転を狙う。全力での打ち合いにの末に、呂布は神器もろとも右腕を失うが、全てを出し尽したことに歓喜しながら消滅する。
第2回戦:全人類の父・アダムvs全宇宙の父・ゼウス
人類に勢いを取り戻すべく、ブリュンヒルデは原初の人類・アダムを次鋒に送り込む。対する天界は、神々の長たるゼウスが自身の出番を待ち切れずに名乗りを上げる。アダムは戦乙女の七女・レギンレイヴが神器錬成したメリケンサックスと、あらゆる攻撃を一瞬で模倣する「神虚視」によって優位に立ち回り、その強さを認めたゼウスは最強形態「阿陀磨須」で対抗する。「阿陀磨須」の攻撃をも模倣するアダムだったが、これらの力はどちらも自らの身体に大きな負荷をかけるものであり、試合は相手の限界を待つ我慢比べとなる。そして遂にアダムが「神虚視」の高負荷による失明を迎えて敗北の危機を迎えるが、アダムは敢えて攻撃を受け続けることでゼウスを捕捉し、人類のために拳を振るい続ける。壮絶な殴り合いの末、ゼウスが耐えきれずに尻をつくものの、アダムが殴り合いの最中に既に死んでいたことが判明し、神側に軍配が上がる。
第3回戦:史上最強の敗者・佐々木小次郎vs大海の暴君・ポセイドン
2連敗で後がないブリュンヒルデは、神側の第3鋒が神すら恐れるポセイドンだと分かると対戦者を決めかねていた。そこに「史上最強の敗者」こと佐々木小次郎が名乗りを上げ、ブリュンヒルデは死後も岩流の技を進化させてきた小次郎に望みを見出す。小次郎は最速の先読み「千手無双」で真っ向から渡り合うが、底知れぬ強さを見せるポセイドンによって、戦乙女・フリストが神器錬成した備前長光三尺余寸をへし折られる。勝負ありと思われた直後、小次郎はフリストの能力で折れた刀を大小二本の刀へと「神器再錬」することに成功。加えて生前に戦った剣士達の技術を駆使する「二天岩流」でポセイドンに再び挑む。対するポセイドンは全力の攻撃によって小次郎の心を折りにかかるも、自身を信じる幾多の剣士達の鼓舞で奮起した小次郎は神の手すらも完璧に先読みする「萬手無双」に開眼。ポセイドンの攻撃を躱し続けた小次郎は奥義「双燕斬虎万刃撩乱」によってポセイドンを倒し、小次郎と人類はついに悲願の初勝利を飾る。
第4回戦:霧の殺人鬼・ジャック・ザ・リッパーvs不屈の闘神・ヘラクレス
ポセイドンの消滅を目にした神々は人類の強さとブリュンヒルデの本気を再認識し、ギリシャ神敗北の借りをギリシャ神で返したいとするゼウスらの要望でヘラクレスを出場させる。一方ヘラクレスが出場すると知ったブリュンヒルデは、当初からヘラクレスの対戦相手と決めていた殺人鬼のジャック・ザ・リッパーを選出し、ジャックの要望をヘラクレスが了承したことで両者は19世紀ごろのロンドンの街並みを再現した闘技場で激突する。ヘラクレスは、序盤からジャックの変幻自在な攻撃を真っ向から迎え撃ち、「十二の災禍と罪過」の御業で追い詰める。しかしジャックは、戦乙女・フレックを強制的に神器錬成させた手袋によって触れた物体を神器へと変化させる能力を、幾重にも巡らせた策謀によってヘラクレスを欺いた末にその左腕を切り落とす。劣勢になりながらも衰えず、人類に抱く愛をもって、ジャックの過去やそれに由来する歪みと向き合うヘラクレスと、その純粋な「真実の愛」を持つ心を絶望に染めたいジャックの戦いは激しさを増していき、最後はジャックが瀕死になりながらも手袋に自身の血を纏わせ、神器と化した手刀「Dear GOD」にてヘラクレスの身体を刺し貫くことに成功し致命傷を与える。しかし最後までヘラクレスの心は変わることなく、勝利したジャックもヘラクレスの心を絶望に染められなかった自身の負けを認める。ヘラクレスは人類の救済をブリュンヒルデに託して消滅し、ジャックは自身が経験のない感情を覚えながら第4回戦は幕を閉じる。
第5回戦:無類力士・雷電為右衛門vs宇宙の破壊神・シヴァ
4試合を終えて2勝2敗とイーブンになった状況で、兄のように慕っていたヘラクレスへの思いを押し殺したブリュンヒルデは、最強の力士・雷電為右衛門を選出して勝ち越しを狙う。一方負け越しを許容できない神側は、インド神話最強の破壊神・シヴァを出場させ、第5回戦は両者による真っ向からの格闘戦となる。
時を同じくして、これまでの試合を観戦していた神側の代表・ロキは、神々に拮抗する人類に対して抱いた疑問から、同じ代表である釈迦を裏切り者と疑う。両者は一触即発の状況となり、その場に毘沙門天率いる天界処刑人の七福神、試合を終えた小次郎、さらに人類側の代表として順番を待つ沖田総司と近藤勇が乱入したことで場外乱闘の機運が高まるが、ゼウスとオーディンの介入によりそれぞれに遺恨を残す形で、事態は収まった。
一方試合は、スルーズが神器錬成した超筋外骨締廻によって本来の力を発揮した雷電がシヴァの腕を自身の手で一本握り潰す波乱の展開を迎えていたが、互いに自身を信じるインド神界の仲間の思いを受けたシヴァ、力士ら人類の声援を受けた雷電は互いに自身の限界まで大技を繰り出し、人類・神問わず興奮へと導く。最後に最強の技をぶつけ合い結果としてシヴァが雷電の右腕を破壊する。力士の意地を貫き転倒を防ぐも余力を失った雷電は、悔いを残さずに全力の相撲を満足するまで取れたことをシヴァに感謝し、シヴァも最後まで膝をつかなかった雷電を褒め称え最高の試合を創れた事に感謝しその首を斬り落とし、神側が3勝目を手にする。
第6回戦:天上天下唯我独尊男・釈迦vs七福神一柱・毘沙門天⇒伝説の凶神・零福⇒第六天魔王・波旬
第5回戦終了後、ゼウスは第6回戦の神代表に釈迦を選ぶが、釈迦は闘技場に現れるや否や、人類側からの出場を宣言する。動揺と怒りを覚える神々であったが、ゼウスは釈迦の申し出を認め、対戦相手として毘沙門天を選ぶ。毘沙門天は他の七福神らと一つとなり、本来の姿である零福へと変化し、混乱の中、試合が始まる。
試合は、釈迦が押していくが、零福は戦っているうちに、釈迦が一番自分のことを理解してくれると知るようになり、自身が釈迦のようになりたかったのだと自覚する。そのタイミングで武器から素手での殴り合いに移行。釈迦のストレートを食らって零福はKOされ、元の善神に戻って再度人類を信じようとしていた。だが突如として零福の角が異変を起こし、零福に埋め込まれていた波旬の芽が覚醒。芽は零福の身体を苗床に第六天魔王・波旬へと成長。第2ラウンドへと移行する。
かつて冥界を半壊させた圧倒的なパワーとスピードに、今度は釈迦が深手を負わされて追い込まれていき、釈迦の神器・六道棍も破壊されてしまう。神器を失って絶体絶命に陥った釈迦であったが、零福の斧爻を神器蓮生で大円寂刀・零にすることで再び波旬に挑む。ついに身体を両断された波旬の身体は消滅を始め、零福は釈迦の勝利を喜び七福神らと共に旅立っていった。その姿に釈迦は涙し零福に別れを告げた。こうして対戦相手が変化する混沌とした戦いは人間側代表の釈迦が勝利した。
第7回戦:始まりの王・始皇帝vs冥界の王・ハデス
6回戦終了後、神側は釈迦の裏切りによって発生した出場枠にハデスがポセイドンの仇討ちをするべく出場を決める。一方ブリュンヒルデは7回戦の神代表がハデスだと知ると、ハデスに勝利できるであろう闘士として始皇帝を選ぶ。
戦いは一進一退の攻防となり、互いに相手を王と認め合う。始皇帝が自身の目当てを取ったことで、「星」を見れるようになり、徐々に始皇帝優勢となっていくも、ハデスの血を流し込んだことで強化されたバイデントによる一撃を防ぎきれず、始皇帝の左肩を神器ごと貫いた。

主な登場キャラクター[편집]

声の項は特記が無い限りアニメ版の声優、演の項は舞台版の俳優を示す。

ブリュンヒルデ
声 - 沢城みゆき[6] / 演 - 飯窪春菜[7]
本作の主人公で戦乙女の長姉。かつて身体を人間にまで落とされた経験から人類との繋がりが深く、神々にラグナロク開催を提唱する。普段は凛とした佇まいをしているが、感情が高ぶると粗暴な表情や口調を見せ、動揺すると特製のサルミアッキパイをやけ食いする。
ラグナロクでは人類代表の闘士達の出場の出番や、彼らの相棒となる戦乙女達の采配を行う。戦乙女達の消滅を見ても哀しみをあらわにすることは無く冷酷なまでに振る舞うが、一人になると消滅した者たちを思い涙する一面を見せる。ラグナロクが決まる前から密かに準備をしており、釈迦へ一蓮托生を教わりに行っていた。
ゲル
声 - 黒沢ともよ[6] / 演 - 田上真里奈[7]
戦乙女の末妹で、見習い戦乙女。長姉であるブリュンヒルデに付き従っているが彼女の挑発的な態度には恐れをなしている[8]。。ボクっ娘で、語尾に「っス」とつける特徴がある。

神々[편집]

神々の闘士[편집]

トール
声 - 緑川光[6] / 演 - 山口智也[7]
オーディンの息子で、北欧神話最強と謳われる戦神にして「雷の狂戦士」の異名を持つ雷神。神器は身の丈を上回る巨大な戦槌・ミョルニル。普段は鉄製の手袋・ヤールングレイプルを身に着けて使用しているが、神話で伝えられるようトールの身を守るものではなく、覚醒する前のミョルニルをトールが握り壊さないための役割を果たしている。
かつて天界のアースガルズに侵攻して来た巨人軍66体を単独で殲滅するが、その時すら退屈を覚える程。自身の全力を振るう機会を得られずに退屈を覚えていたが、自身と互角に戦う呂布の強さの前に自身の好敵手と認め、全力を出せることに笑みを浮かべ喜び戦った。呂布に勝利した後、乱入した陳宮(声 - 濱野大輝)や赤兎馬ら呂布軍の兵士達が挑んできた際にも、自身が友と認めた呂布への手向けとするために全力で迎え撃ち、これを葬った。闘い後は自身の部屋に戻っており、釈迦の人類側での出場表明の映像を見ると笑みを浮かべていた。
ゼウス
声 - 高木渉[6] / 演 - 加藤啓、関本大介、鯨井謙太郎[7]
ギリシャ神話の最高神で、神々の中でも屈指の権力を持っており、ヴァルハラ評議会の議長も務めている。「全宇宙の父(ゴッドファーザー・オブ・コスモス)」という異名を持つと同時に神々の中でも一、二を争う戦闘狂であり、「戦闘愛好嗜虐変態神(エロジジイ)」とも呼ばれてる。
本来は最後の試合に出場予定だったが順番を待ちきれずに出場予定だったシヴァに駄々をこねて譲ってもらい第2回戦に出場した。第6回戦で釈迦が神側ではなく人類側での出場を宣言した時には、動揺や憤激する神々の中で真っ先にラグナロクのルール上では問題ないと、釈迦の人類側での出場を認めた。釈迦へ自身が再度戦いたいという本心を話すも、釈迦の相手として6回戦の神代表に毘沙門天を選んだ。
普段は細身で小柄の老人だが、戦闘時は筋肉が肥大し見上げるほどの巨漢へと変貌する。武器は使用せずに自身の身体のみで闘い、その拳は音速を超える。
ポセイドン
声 - 櫻井孝宏[9] / 演 - 相馬圭祐[7]
ゼウスの兄の一人で、オリュンポス12神に名を連ねる海洋神。「大海の暴君」「海のゼウス」(ゼウス・エナリオス)とも呼ばれている。誕生日は2月6日。血液型はA型。老体なゼウスとは対照的に整った顔立ちの美青年として描かれる。神器はトライデント。アレスやヘルメスから「最も神らしい神」と称されるほどに傲岸不遜。見下した相手には視線も合わせず、戦闘でも自らは動かず向かってきた相手、間合いに入った敵を一撃で迎撃する。原初より完全無欠な存在である神には仲間も謀も不要と考えており、かつてその思想に反した実兄アダマスを殺害した挙句に最初から存在しなかったことにしたこともあり、他の神々からも恐れられていて「最怒神」とも呼ばれている。このため、他の神々とは違って最後まで対戦者を認めることもなく、その消滅もヘラクレスほどに惜しまれることもなかった。
ヘラクレス
ギリシャ神話の半神半人。爽やかな好青年で、ワルキューレ達からも「兄様」と呼ばれ神々からもヒーロー的存在として慕われている。半神半人であるが故に、人類の終末には反対しており、ラグナロクでは自身が神代表として勝った際は人類を守るべく働きかけるつもりでいる。かつてヘラクレスと戦ったことのあるアレスからは、ヘラクレスの強さの本質は神であるアレスのみならず、ゼウスにすら不屈を通した「強靭な心」であると言われており、何者にも屈せずに何度でも立ち上がることから「不屈の闘神」と呼ばれている。神器はライオンの頭部の形を模している棍棒。身体にある入れ墨は、かつて神になる直前に十二の難業を成し遂げたことで体得した、十二の神技である「十二の災禍と罪過」を使用するたびに身体に広がり、1ミリメートル広がるだけでも普通の神でも失神するほどの痛みが身体に襲いかかる。全身に広がると完全消滅する。
人間の頃はアルケイデスという名前でテーバイで暮らしており、少年の頃から「正しき者の味方でいたい」という信念を貫き通して生活を送っていた。アレスによるテーバイへの侵攻時に、神軍に対抗するためテーバイの神殿にあったゼウスの血を飲み、アムブロシアに耐え抜いたことで神であるゼウスの力を得た。神軍の先鋒を単独で壊滅させ、軍を率いていたアレスとも互角に渡り合うが、ゼウスによって戦いが止められた。ゼウスから神になるよう提案されると、神になる条件として、今後二度と人類に仇なさないことをゼウスに約束させた。このことから、アレスからの信頼はとても厚い。
対戦相手であるジャックのことは、多くの人間の生命を弄んだクズだと考え、自分の相手として選んだブリュンヒルデに怒りを露わにしていた。しかし戦いの中でジャックが貧苦や裏切りから絶望に負けて快楽に染まってしまったことを知り、戦いの中でジャックが持つ苦しみからジャックを救うことを決めた。戦いの末にジャックを大したやつとその強さを称賛した。完全消滅の間際ジャックとの闘いに満足し、ブリュンヒルデに人類の救済を託して消滅した。ヘラクレスの消滅にはアレスやロキなど多くの神々だけでなくブリュンヒルデやゲルやデーパイの民など多くの者達が哀しみを見せた。
シヴァ
声 - 鈴木達央[9]
薄紫の肌に4本の腕、額と目の下合わせて3つの目を持っている。
インド神話の破壊と創造の神であり、「宇宙の破壊神」と呼ばれている。印度神界の絶対神でありインド神1117柱の頂点。ゼウスと同じく武器は使用せずに自身の身体で戦う。
本来なら第二回戦に出場する予定であったが、駄々をこねたゼウスに対して先輩であるからと貸しを作る形で出番を譲る。次いで第四回戦に出場しようとするもギリシャの借りはギリシャで返したいというゼウスの要望で辞退し、満を辞して第五回戦で出場。
かつてはインド神界ではほぼ無名の神で将来は「踊りの王」(ナラタージャ)になろうとしていたが、親友であるルドラ神の「インド神界の天辺に立つ」という願いに自身も付き合い始め、ルドラと共に闘いの日々を送る。ついにはインド神界の強神1115柱の神々全てを倒し、ルドラと共にインド神界の天辺に共に立つ。ルドラからの提案でインド神界の絶対神である最強の1人を決めるため戦う。序盤こそ互角だったが次第にシヴァが優勢になるもルドラは折れず、彼の夢を叶えるために降参しようとするが全力で闘う相手に手を抜かれることを嫌ったルドラが先に降参、ルドラに夢を託される形でインド神界の頂点に立つこととなる。この一連の出来事によりインドの神々からは絶大な信頼を得ている。
雷電に勝利した後ルドラと再会し、戦いで失った腕の治療をする。釈迦が人類側の出場表明にはトールと同様あまり怒りを示さなかった。
釈迦
仏教の開祖。タンクトップにサンダル、サングラスに大きな耳飾り、全体的にユルい服装をしている。棒付きキャンディーやフーセンガムなどの菓子を好んでおり、菓子は他の神にも譲ることはない(ただし、自分からあげる時もある)。かつては人間としてシャキータ族の王子として生まれるが、煩悩に喘ぐ人間を救うために、城と家族と煩悩と六情を捨てて真理を追い求め、ただ独りで歩み真理に達した。人々に道を示し仏として散ったため神々からは「人類史上最強のドラ息子」と呼ばれており、人類からは敬意を込めて釈迦と呼ばれている。神器は『六道棍』であり、先端に六道に対応する観音の加護が込められたマニ車が付いている。釈迦の感情に反応して様々な武器の形状に変化する。波旬との戦いで六道棍が破壊された後は、零福の斧爻を神器連生し一蓮托生によって新たな神器である『大円寂刀・零』へと変化させた。随所に七福神の一字を刻んだ玉をつけている七枝刀でありブリュンヒルデによると釈迦にしか生み出せない究極の神器。
ゼウスやブリュンヒルデをちゃん付けで呼んだり、何処か抜けた緊張感のない緩い性格であるが、他人の意思では決して動かず善悪や敵味方や人類神などは関係なしに、自身の行動は自身で決める「天上天下唯我独尊」を地で行く性格である。
ブリュンヒルデが人類存続会議の前に自身に一蓮托生を教わりに来た際、ブリュンヒルデがずっと前から密かにラグナロクに向けて準備をし、その頃から自身を神と闘わせようとしいてると感じつつも、自身の意思で人類側で神と闘うことを決めたことから、ブリュンヒルデに戦慄を覚えさせ「恐ろしい」と言わしめた。また、彼女からは「天界で仏陀以上の神嫌いはいない」と言われている。
釈迦が自由人になった背景には、世俗的に幸福な一生を押し付けられることに疑問を抱いていたところ、親愛していた従兄の王が釈迦と同じ悩みを持ち、幸せとは感じられないのに自身が亡くなったあとで家臣たちが「王は幸福な一生を送ったでしょう」と言うに違いないと釈迦に語り、その従兄がほどなくして死んだ後、従兄の言葉通りになったことがきっかけで出家したことが根底にある。このため、零福の考え方とは逆なのだが行動はどうあれ、己の弱さと向き合い未熟さに抗って打ち勝とうとしていた零福を釈迦は好きと評価していた。
毘沙門天
七福神の一柱。七福神は天界処刑人を名乗っている。裏切り者には神であろうと天誅を加えようとする一方で無益な殺生は好まない性格である。人類側の代表となった釈迦の相手としてゼウスが第六回戦の神代表として選んだ。
本来七福神は七柱の七神では無く、一柱の一神であり、毘沙門天を除く他の六神(大黒天、寿老人、福禄寿、布袋尊、恵比寿、弁財天)が毘沙門天と一つに成る事で、本来の存在である「降臨すると天絶え福が消え、大いなる災いをもたらす」と呼ばれる神・零福へとなる。
零福
七福神が合体した姿で本作オリジナルの神。長髪の子供という姿で凶神系の神代表になる。
もとは福神で、不幸をその身に吸い取ることで人々を幸せにしようとしていた。そのため吸い取った不幸によって身も心もすさんでいったが、その意に反して、不幸を吸い取ってもらったはずの人々は幸福になることができず助けた少年にすら邪険にあしらわれたことに絶望してしまう。たまたま人間時代の釈迦に出会い、幸せとは他人がするものではなく自らが望むもの、不幸も幸福の一部であると否定された上に、釈迦の方法が零福よりも人々を幸福にさせている事実に発狂。裏返って凶神になってしまったが本分に反するため、本来の福神としての役割を果たすために7つに分裂したのが、七福神の誕生である。神器は斧爻であり、零福が自分にとっての不幸を感じるたびに、その不幸を吸うことで威力が増し形状が変化する巨大な斧。
自身を認めてほしい承認欲求に飢えており、それ故に人々から敬われている釈迦を恨み妬みもしたが、その釈迦が自分を一番理解していることを知り、殴り合いの果てに釈迦に救われ和解する。しかし、直後にベルゼブブに埋め込まれていた波旬の因子が覚醒したことで、彼に吸収されて消滅してしまった。
波旬
『白き光と黒き陰混ざりし時、冥府の角目覚め常しえの闇生まれん』という言い伝えがと共に冥界に伝わる伝説の狂戦士であり、ベルゼブブやハデスといった冥界に関係する者しかその存在を知らず、彼らですらその姿を見たのはラグナロクが初めて。
ハデスが冥界を治める前に冥界を半壊させたという伝説を持つ怪物だが、その後に突如消滅していたので、ハデスも御伽噺の類いだと思っていた。かつて冥界に存在していた波旬の残穢をベルゼブブが回収して、密かに培養し種子を作り出して零福に植え付けていた。前世で消滅したのは有り余るパワーに身体が耐えきれなかったためで、零福を母体としたことで以前とは比べ物にならないほどの強靭な肉体を有している。
ハデスから凡百の神など足元にも及ばないと言い切る程の強さの持ち主であり、自身の身体を自在に変形させて武器を生成して戦う。
ハデス
冥界 ヘルヘイムを治める「冥界の王」でありゼウス、ポセイドン、アダマスの兄にあたる。
ポセイドンの敗北を聞き天界へと来た。本来出場選手ではなかったが6回戦後に釈迦が人類側から出場した為、空いた一枠を埋める形でポセイドンの仇討ちをするため自ら出場を決める。神器はバイデントであり、七回戦の直前にポセイドンの従者であったプロテウスから差し出されたトライデントの破片と融合させた。始皇帝との戦いの最中に槍に自身の血である『プルートイーコール』を吸わせる事で、ハデスの生命エネルギーを宿し更に強力な神器へと進化させた。だがハデス自身の生命エネルギーが枯れたら死ぬデメリットが有る。
槍を使うのは弟のポセイドンと同じであるが、槍の手数の多さを重視するポセイドンとは違い、一撃一撃の威力を重視する豪の槍を得意とする。
神々から非常に信頼されており、弟のゼウスからは『あやつ程頼りになる神は知らない』『勝つためならどんな犠牲も厭わない』と言われ、ベルゼブブからは『ハデスさんが負けるところなんて想像つかない」言い切る程信頼をされている。
ロキ
声 - 松岡禎丞[9]
北欧神話の狡知の神であり、変身能力がある。飄々とした少年のような風貌であり軽い感じであり、変身能力や言動で他の神を揶揄ったりするが、ゼウスの全力と戦えるアダムを羨むなど、戦闘狂な面も持っている。
4回戦後に釈迦を呼び出し、神器練成による神をも殺せる神器の能力の高さに疑問を持ち、それを唯一可能に出来る方法から、釈迦に裏切り者かどうか問い詰めたがゼウスとオーディンによって場を後にした。
そして、6回戦で案の定というべきか釈迦が人類側で出ると宣言した瞬間、今までの飄々さが掻き消え、神々の誰よりも憤激した。
アポロン
スサノヲノミコト
アヌビス
オーディン
声 - 速水奨[9]
北欧の最高神であり、髪の長いオールバックに眼帯、両肩にフギン(声 - 中野泰佑[9])とムニン(声 - 山口智広[9])を乗せている。
ラグナロクに関しては何か独自の思惑があるらしく、波旬の件ではベルゼブブに釘を刺していた。
ベルゼブブ
キリスト教の悪魔。科学者や修道士を彷彿とさせる黒ずくめの青年。
天界屈指のマッドサイエンティストであり、冥界に残っていた波旬の残穢から生み出した種を零福に植え付けた張本人。

その他の神々[편집]

ヘイムダル
声 - 野津山幸宏[9]
「終末の番人」と謳われる北欧神話の神。闘士の紹介と試合の司会進行を務める。彼の吹くギャラルホルンが試合開始の合図となる。6回戦の時に釈迦によってギャラルホルンが壊されたが、予備のギャラルホルンをいくつか懐に隠し持っていた。
ヘルメス
声 - 諏訪部順一[9]
オリュンポス12神の第10柱に名を連ねるギリシャ神話の伝令神で、燕尾服を着た美青年の姿をしている。普段は父ゼウスの執事として仕えており、ゼウスの出陣時には自ら無数のバイオリンで「G戦場の大殺戮」を奏でた。ラグナロクはアレスと共に観戦している。狡猾な曲者で、伯父アダマスの謀反にも面白そうという理由で与していたなど틀:Efn2、トリックスターの一面も持っている。
アレス
声 - 田所陽向[9]
オリュンポス12神の第6柱に名を連ねるギリシャ神話の軍神で、屈強な肉体を持つ美青年の姿をしている。ただし、顎が割れている。
かつての人類存亡会議にて人類を戒める意見が出て、その場所がテーバイであったため、自身の庭ともいえるテーバイに自ら軍を率いて攻め入ったところ、神軍を止めようとアムブロシアを飲みゼウスの力を手に入れたヘラクレスと対峙し、互角にわたりあうが、最後は乱入したゼウスによって止められた。今ではヘラクレスの足元にもおよばないが、かつての戦いを誇らしいと自慢げに語るなど義兄弟となった彼に絶対的な信頼を持っており、自身の最高の神友であると言っている。
傍若無人や奔放な神が多い中で、数少ない常識人でもある。
アダマス
本作オリジナルの征服神でゼウスとポセイドンの兄。オリュンポス12神が元々13神だった頃に一柱として名を連ねた。
末弟であるゼウスが最高神となったことに不満を抱き謀反を企てたが、ポセイドンに殺害され、以降はその存在を抹消された。ポセイドンに殺害されたはずだが、詳細は不明だが密かに生存しており、その生存理由にはベルゼブブが関係している模様。
名前はクロノスの鎌の原料であるアダマスに由来する。ゼウスの最終形態「阿陀磨須」はゼウスが初めてこの状態になった時に、ポセイドンがアダマスと勘違いしたことに由来する。
ルドラ
インド神話の暴風神でありシヴァの幼少の頃からの幼なじみで唯一無二の友で相棒的存在。かつてはシヴァと共にインド神界の片田舎で暮らしいた。
インド神界に絶対神がいない群雄割拠の時代に「インド神界の頂上に立ちたい」という夢を叶えようとシヴァを自身の夢に誘い、インド神界の神々との戦いに明け暮れる。
インド神界の最強神らとの激闘の末にシヴァと共にインド神界の頂上に君臨したが、印度神界の絶対神を決めようとしシヴァに戦いを挑む。双方互角の果てしない死闘の中で劣勢になっていくも幾度となく立ち上がるルドラの夢を叶えようとシヴァは降参しようとするが、それを遮り降参を宣言する。シヴァに印度神界を任せ自身の腕の紋様を託して姿を消した。
ラグナロクではシヴァの戦いを観客席では無く通路で見ており、かつて死闘を繰り広げたインドラやヴィシュヌらと共に見届けた。勝利後には疲労困憊のシヴァを出迎えた。
アフロディテ
声 - 田中理恵[9]
オリュンポス12神の第5柱に名を連ねるギリシャ神話の女神で、「美の女神」「戦の女神」として妖艶な美貌を容姿としている。
座椅子はたくましい男性像がシンメトリーに模られ、それぞれの片手によって彼女の豊満な胸を支えている型となっている。
「人類滅亡」には、進んで賛成を示しており、人類こそが地球にとっての最大の癌であり、世界を滅ぼす災害だと断言している。

人類[편집]

神殺しの13人(エインヘリャル)[편집]

ブリュンヒルデが自ら選出した人類最強の13人の出場者。

呂布奉先
声 - 関智一[6]矢野奨吾(子供) / 演 - 郷本直也[7]
個の強さでは三國時代最強と謳われる「中華最強の英雄」。ブリュンヒルデ曰く、自身が戦場であった中で最強かつ最恐の武人。武器はランドグリーズが神器錬成した方天戟。幼少期から最強を求め、愛馬の赤兎と共に強者との闘いを欲しユーラシア大陸を駆け巡り、立ち塞がる多くの猛者や野獣を討ち取り勝利を収めてきた。次第に立ちはだかる者は居なくなり、最強を求めて30余年のおよぶ旅路の果てに己の時代で己が最強になったと気付く。天下において己の最強を悟り、退屈になってしまい絶望。退屈になってしまった人生に終止符を打つため曹操孟徳に敗れ、処刑される[10]。生前に己が時代最強だと悟るも、いずれ出逢うであろうまだ見ぬ最強の敵との邂逅を信じ、さらなる強さを求め続け「天喰」を完成させた。神器錬成のよって作られた自身の全力を出しても壊れない武器、全身全霊で戦える相手が揃ったラグナロクに歓喜している。
アダム
声 - 斉藤壮馬[9] / 演 - 大平峻也[7]
全人類の父」。股間を木の葉一枚で隠しているのみの、ややあどけなさの残った童顔で引き締まった筋肉質の美青年。武器はレギンレイヴが神器錬成したメリケンサック。かつて楽園で不自由なく過ごしていたが蛇神の姦計で無実の罪を着せられエデンの園からの追放処分となったイヴ(声 - 小松奈生子)を守るべく、神々の目前で善悪の実を喰らった上で彼女を貶めた蛇神に報復し、楽園を去った。闘技場では人類で最も神を憎んでいると言われていたが当の本人は神への憎悪など一切なく、闘士として出場したのは己の子どもである全人類を守るためであった。
佐々木小次郎
声 - 山路和弘[9]寺島拓篤(子供・若き日) / 演 - 中河内雅貴[7]
宮本武蔵(声 - 最上嗣生)との巌流島での決闘で知られる剣士。武器はフリストが神器錬成した備前長光三尺余寸。エインヘリャルとなった者たちは亡くなった歳に関係なく全盛期の姿になるが、小次郎は死後も数百年たゆまずに岩流の進化と剣の道を磨き続けたことにより死亡時より老いた老人の姿での出場となった。本人は「今刻が全盛期」と自信満々に断言する程。
生前は越前国の富田道場に通い、寝坊したり負けそうになると降参するなどお荷物と思われていたが、敗けるたびに勝利のための術を追求し一人で学び鍛錬を続ける才を持っており、後に自身を超えたと分かった師匠の富田勢源から、朝倉家の剣術指南役に推挙を受けるがそれを拒み、越前藩を出て全国の有名な強い剣士達を相手に負け続けては、その剣士達を越える方法を1人追求し続ける旅をしていった。生前は一度も勝利したことはなかったが、後に戦った相手を頭の中で構築化し何度も戦い、その相手を超え続けたことで「史上最強の敗者(ルーザー)」と呼ばれた。
数多の剣士と頭の中で何千回も刀を交えたことにより初見の相手でも呼吸や歩き方といった僅かな情報を元に相手を完璧に頭の中で構築して戦い、前もって攻撃パターンを経験出来る「千手無双」という境地に達する。さらにポセイドンの攻防の果て、己を信じ己を成長させてくれた数多の剣士の応援の果てに、空気の流れや地面の振動といった森羅万象を読み、神の一手ですら完璧に先読みが出来る「萬手無双」を開眼する。岩流の技だけでなく、自らが生前に戦った剣士達の技や戦い方も「千手無双」で経験し覚えることで使うことが可能であり、幾多の剣士達の技や闘い方の集大成でもある「二天岩流」は武蔵が天下無双と断言した。
ポセイドンに勝利後は治療を受けていたが、ロキと七福神対釈迦らによる一触即発の場へ。多勢に無勢が好きでは無いからと釈迦の側に加わった。その後はフリストと行動を共にしており、彼女と共にラグナロクを観戦している。
ジャック・ザ・リッパー
19世紀の英国を震撼させた「霧の殺人鬼」。右眼にモノクルを掛けた、貴族階級を思わせる老紳士の姿をしており、自らも紳士と称する。ブリュンヒルデからは「人類の中で一番キライなクソ中のクソのゲボカス野郎」と酷評されているが、その一方で神々も恐怖を覚えるジャックの持つ悪意や狂気を高く評価している。ブリュンヒルデが最初からヘラクレスの対戦相手として決めていた。紅茶を好んでおり、シェイクスピア作品の言葉を度々引用する。
左右で眼の色が違うオッドアイであり、右眼で見た相手の感情を様々な色によって判別する能力がある。本人はこの能力を悪意の中を生き抜くために「神がくれたたった一つのgift」と自慢げに言っている。
自身が希望した戦いの場である倫敦の街中に様々な罠を仕掛け、ナイフを使用した飛び道具での攻撃や、紐を取り付けてあるアンカー付きの二丁拳銃、街中にピアノ線を張り巡らせそれを利用した立体起動、自身の言動や様々な伏線で対戦相手や神々ですら騙すなど多彩で老獪な闘い方をする。一方で自身の持つ戦闘技術も高く、ヘラクレスの攻撃を傘で受け流したり、自身が投擲したナイフの軌道を自在に変化させるなどロキも認めるほどの体術を持つ。
試合開始直後は分解して片手剣としても使える巨大な金鋏が神器練成した神器だと言い、その金鋏が破壊された後は両腰に着けている神器を創出できる2つの袋が神器練成した神器だと発言していたが、真の神器はフレックが神器錬成した両手の手袋である。手袋で触れた瓦礫や建物や血といったあらゆるものが神器となる。神器を袋と偽っていた際には袋から創出した物を手袋で触れることで神器にし、袋が神器であると誤認させていた。
売春婦の母を持ち、幼少期は街の売春宿で育つ。過酷な環境を右眼の能力で生き抜き、眼で母の純粋で綺麗な感情の色を見るのが好きな少年であった。売春宿で貧困な環境にも関わらず幸せを感じて生活していたが、母は自分の父かもしれない作家との関係を結ぶためだけに自分を産み育てたのであり、自分に向けられていると思っていた愛情がそうでないことを知ってしまう。濁った哀しみの色に染まる母を救おうと首を絞めた時に、初めて見る「恐怖」という感情の色を美しい感じ、とっさにナイフで首を刺して他の感情の色を押し除け恐怖の色のみに染まっていく姿に美しさを覚え感動する。母を殺したその夜に自身の父かもしれない男を殺し、街の雑踏に消える。自身の右眼で見る他人の感情の色を自身だけが創造出来る芸術作品として、死の間際の「恐怖」の色一色に染まっていく美しさを創るためだけに数多くの人物を殺してきた。
ラグナロクでは戦う相手が今までとは違い人ではなく神であることから、神を殺すことに興奮しており、死ぬ瞬間の感情の色がどんなものなのか楽しみにしている。ヘラクレスとの死闘の最中、ヘラクレスの感情からかつての母の感情が偽物であり、本物の真実の愛の美しさを知る。真実の愛を持つヘラクレスを自身好みの色に染めようとし、死闘の末に満員創痍となりながらも勝利をするが、最後まで変わる事の無かったヘラクレスの心の前に自身の負けを認めた。ヘラクレスの消滅を見届けると自身が識らない「初めての感情」を持っていることに気付き、その感情が哀しみだと神器から元に戻ったフレックから教えられる。満身創痍の状態で闘技場を去る最中に、可能ならヘラクレスにもう一度逢いたいと願っていた。
勝利後は治療を受けており、治療室にてゲルと七福神の騒動に紅茶を勧める形で介入して、ゲルを助ける。彼らが七福神と呼ばれている存在だとゲルから聞くと、自身の右眼で七福神を見て、何かに気づいた。傷だらけの自身を案じるゲルの優しさから、ゲルにヘラクレスの面影を感じている。
雷電為右エ門
江戸時代に活躍した力士。筋肉質な体型。相撲の2000年の歴史の中で誰しもが認める史上最強の力士で、そのあまりの強さ故に張り手・てっぽう・鯖折りの四つの技が禁じ手となるも勝ち続け、20年以上もの間土俵の帝王として存在した。事実上の無敵の存在となっていたため「無類力士」と呼ばれている。3大欲求に忠実な人間であり、ラグナロクでは自身の出場の前まで大量の食事を食べた後に複数の女性らと共に裸で寝ており、それを見たゲル曰く『欲望の権化』。口癖は『おめったい』。
生まれながらに筋肉が異常発達する特異体質で、幼少期はその暴走する筋肉の圧によって自身の骨を折るほどだったが、その強大すぎる筋肉を抑え込むために「百閉」という新たな筋肉を作り上げることで辛うじて肉体の均衡を保っていた。そのため生前は本来の力や後述の経緯もあって、ただの一度も全力を出して戦うことが出来ずに土俵を去っていった。神器はスルーズが神器練成した「超筋外骨締廻」であり、自身の制御不能な暴走筋肉を制御が行える上に、自身の意思で自由自在に操り、身体の筋力を腕や脚に集中させることが出来る。
「百閉」で筋肉を封じ込めていた状態でも人間離れした怪物じみた力を発揮しており、それを見た周りの子供から「化け物」と恐れられ、自身の身体を他の子達と同じく普通にしなかった神を恨むが、母の言葉でその力を弱いもののために使うことに決め、村の人からも愛される心優しい性格になり平和に暮らしていた。しかし浅間山大噴火による天明の大飢饉によって飢饉になった信濃の自身の村を自身の力で救うために江戸で力士になることを決め、村を出て江戸へ旅立つ。浦風部屋での谷風梶之助との初めてのぶつかり稽古で幾度も倒される中で相撲に楽しさを感じる。その後師匠となった谷風の元で徹底した稽古に打ち込み、生まれて初めて全力でぶつかることが出来る相撲という存在に全力で取り組んでいった。初土俵を迎えると、一撃で相手を倒す圧倒的な強さによる勝利の連続に観客からは歓声を浴び、故郷に金と食料を送ることができ、飢饉に喘ぐ日本を照らす雷光となったが、ある取り組みで自身を怖がる力士の表情から、「化け物」と恐れられていた幼少期を思い出してしまい、敗北してしまう。その夜、自身の敗けを非難しようとした谷風に、自身が知らない内に昔と同じく弱い者イジメをしていたことを知ってしまったと言い、それでも自身が唯一故郷に金を送る手段である相撲を辞めることは出来なく、相手を壊さないためと弱いものを傷つけないようにするために、自身が最も得意とするてっぽうや張り手ら四つの技を自ら封じることを決めた。四つの技を封印してもなお勝ち続け、故郷に金を送っていった。谷風ら力士達からは成長した雷電の全力を自身らでは受け止めきれなかったと、後悔していた。
ラグナロクでは、相撲以外の様々な格闘技も使っており、自身を圧倒するシヴァの強さを体感すると本気で思う存分相撲を取れることに満面の笑みを浮かべ、自身が封印していた「四禁」の技を含む相撲を解放した。
始皇帝
550年に渡る中華最大の戦乱"春秋戦国時代"に終止符を打ち、広大な中華統一を始めて成し遂げ、人類史上初めて皇天上帝に近づいた「始まりの王」であり、自らを『始皇帝』と号した。『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』3巻で本編に先立ち登場した。中華の歴代皇帝らからは中華の礎を作った人物として敬意を持たれている。
一人称は『朕』であり、相手が神であろうと構まずに尊大な態度を取る。布で眼を隠しており目が見えない状態でも不自由なく行動している。目を隠している理由は、自身の体質であるミラータッチ共感覚によるものであり、目にした相手の怪我や傷が自信にも降りかかるだけで無く他人から向けられた憎悪も痛みとして身体に表れてしまう程の重度の症状を患っており、それを防ぐために目隠しをしている。王として「惑わず、曲げず、頼らず」「常に民の先頭に立ち続ける、それが王」と言う信念を持っており、それを聞いたハデスからはポセイドンに似ていると言われた。かつて中華を支配していた魔神・蚩尤を単身で討伐し、蚩尤との闘いの中で5つの体系からなる究極の武術である蚩尤を習得した。
神器はアルヴィトが神器錬成した『神羅鎧袖』である。
六回戦後に自身の控え室がわからなくなって、壁を破壊しながら控え室を探していた所、アレスとヘルメスのいる神側のVIP観覧室に入って平然と寛ぎ、人類側の観客席に案内しようとしたアレスを片手で軽々と投げ飛ばし、ヘルメスに飲み物を要求するなど尊大な態度を取り、直後に自身を探しに来て自身の行動を咎めようとしたブリュンヒルデに対しても、『無問題』と言うなど尊大な態度や言動を貫き通した。他の闘士らと同じく自身の出番を待ち望んでおり、ブリュンヒルデから7回戦の人類側闘士が自分だと聞かされると、喜びを露わにして、人類側入場口からでは無くて、神側VIP観覧室から直接観客席に居る中華の歴代皇帝が作った道を歩いて闘技場に登場した。
レオニダス王
ニコラ・テスラ
沖田総司
日本の幕末の時代に活躍した新撰組の一番隊組長。原作者の代表作『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の沖田と同一人物[11]
ラグナロクを人類代表の自身の控えの間で近藤勇と共に観戦しており、試合を見て自身の知らない強い人達がまだまだいることに驚きを見せ、自身の出番が早く来るのを待ち望んでいる。ロキと七福神対釈迦らによる一触即発の場へ、多くの神々の力を察知して近藤勇とその場へ行き、戦いが起こると察知すると、自身も介入しようと、佐々木と近藤と共に釈迦の側へと加わった。その後介入したオーディンの肩に乗っているわたりガラスを「しゃべる鳥」と言っていた。
グレゴリー・ラスプーチン
ミシェル・ノストラダムス
フランスの世紀の預言者。
ブリュンヒルデの服を勝手に着てブリュンヒルデをからかったらりするなどお調子者で軽い性格であり、ブリュンヒルデからはかなり嫌われており「人類史上最も不愉快な漢」と酷評されている。その一方でクソ強いとその強さを認めておりノストラダムスを『我々のジョーカー』であると言っている。沖田や始皇帝同様自身の出番が来るのを待ち望んでおり、6回戦後にブリュンヒルデに自身の出番を聞きに来ていた。
かつて虹と闇の門を破壊し、神の禁忌を犯したため、人類で唯一冥界に堕とされた人間である。破壊した理由は壊したらどうなるのか思い付いて確かめたかったからと言うことで、本人曰く「思いついたら何でも自分で確かめたくなる性質」その理由を悪びれる事もなく平然と笑顔で言いのけたことから、ゲルは最凶の愉快犯と戦慄した。ラグナロクで人類代表に選ばれたことで、冥界から天界に戻って来ているが、本人は冥界に送られたことはあまり苦痛には思っておらず、冥界を色々面白いと楽しんでおり、また本人がその気になればいつでも天界に戻って来れるとブリュンヒルデは言っている。
シモ・ヘイヘ
冬戦争で活躍し、ソビエト赤軍から「白い死神」と恐れられたフィンランドの軍人。
本編には未登場だがキャラデザイン公開投票第一位になりイラストのみ先行公開された。
坂田金時

戦乙女(ワルキューレ)[편집]

北欧の半神で、天界の危機に備え地上の人類を神兵候補として天に召す「魂の運び手」を担う13人の姉妹。人間の戦士たちと心を通わすことで、自らの身体をその戦士に最も適した神器に変化させる能力神器錬成(ヴェルンド)をもつ。ラグナロクにおいては、ワルキューレ達が所有者と運命を共にする「一蓮托生」の関係になることで、本来の能力以上の力を発生させて、神々に拮抗する力を神殺しの13人たちに与えるが、代償としてダメージの有無にかかわらず所有者が死亡すると、共に消滅する。

フリスト
声 - 小林ゆう[12]
戦乙女の次女、神名の意味は「震える者」と「轟かす者」と2つの意味と力を持った唯一の戦乙女。神器錬成した相手とその武器は佐々木小次郎の備前長光三尺余寸で通称「物干し竿」と呼ばれる長刀バージョンと二刀バージョンの2種類。
「震える者」の物憂げな姿と、「轟かす者」の荒々しい姿の2面性を持つ。第3戦で「震える者」の力を持つ「物干し竿」に神器錬成し一度は折られるが、神器再錬によって「震える者」と「轟かす者」の両方の力を秘めた二本の刀へと変化し、勝利に貢献する。小次郎の勝利後は元の姿に戻り、満身創痍の小次郎に肩を貸しゲルの呼びかけにも応じ、小次郎と共に闘技場を後にした。その後は小次郎と共にラグナロクを観戦している。
スルーズ
戦乙女の三女、神名の意味は「強き者」。神器錬成した相手とその武器は雷電為右衛門の超筋外骨締廻。雷電の制御不能な筋肉を抑え、自在にコントロールすることが出来る。
戦乙女のなかで最も身長が高く体格もいいが、雷電の言葉にトキメク乙女心も持っている。
八咫烏の反動で雷電の肉体が壊れ始めている状態の中で雷電の覚悟を聞くと自身の力で雷電に付き従い支え、雷電の敗北が決定的になった際雷電から神器錬成を解くよう言われるも、自身が惚れた男である雷電と運命を共にすると最初から決めており、雷電と共に消滅する。
ランドグリーズ
声 - 川上彩[12]
戦乙女の四女、神名の意味は「盾を壊す者」。神器錬成した相手とその武器は呂布の方天戟
ブリュンヒルデの命によって初戦に参戦。ヤールングレイプルの片方を砕く力を発揮するが、トールの覚醒雷槌によって破壊され、呂布と共に消滅した。
レギンレイヴ
声 - 川口莉奈[12]
戦乙女の七女、神名の意味は「神々の残された者」。神器錬成した相手とその武器はアダムのメリケンサック。
ゼウスとの闘いをほぼ無傷で切り抜けるが、アダムが死亡したことでアダムと共に消滅する。
アルヴィト
戦乙女の十女。神名の意味は「軍勢の守り手」神器錬成した相手と武器は始皇帝の『神羅鎧袖』。防御に特化した戦乙女であり、パートナーの始皇帝の体術を最大限に活かせれれる。
試合前から自身のペアである始皇帝の言動に不満を持っており、人の言う事を聞かずに勝手な行動をし神器錬成の練習もせずにいた始皇帝とは心は一つに出来ないと言うも、自身を乙女として接する始皇帝の行動に心がときめき始皇帝と神器錬成した。
フレック
戦乙女の十一女、神名の意味は「武器をガチャつかせる者」。神器錬成した相手とその武器はジャック・ザ・リッパーの触れた物全てを神器に変える手袋
ブリュンヒルデの命でジャックのパートナーに選ばれたことに不服を申し立てるが、突如現れたジャックによって心を恐怖で染められ、触れた物全てを神器に変える手袋へ神器強制される。ジャックの勝利後は元の姿に戻り、ヘラクレスを殺した感想を聞くと、哀しみの感情を知らないジャックを『可哀想な人』と憐れみを見せ、血塗れの服を着替えるため、ジャックよりも先に闘技場を後にした。その後ラグナロクをジャックと共に観戦している。

作中用語[편집]

神VS人類最終闘争(ラグナロク)
ヴァルハラ憲法第62条15項に定められた通称「神VS人類最終闘争法」と呼ばれる特別条項で定められた制度。人類の滅亡をかけて人間が神に一対一勝負のタイマンが行える。
人間側・神側が共に13人の出場闘士を決め、先に7勝を収めた時点で勝利する。神側が勝利を収めれば人類の滅亡が決定し、逆に人間側が勝利を収めれば1000年の生存が許可される。ゼウスによれば、『神・人類それぞれが13の闘士を出し、先に7つ取れば勝利』だけが決まっているルールとのこと。しかし実際は人間が神に勝つことなど誰も想定しおらず、作中の時系列以前までの過去に1度も適用されたことが無い。また、合意があればあらかじめ決定していた出場闘士の変更も可能となる。
ヴァルハラ闘技場
ラグナロクが行われている会場、一試合する毎にデザインが変わっていく。神側・人類側代表の各自専用の控え室も用意されている。
神器錬成(ヴェルンド)
戦乙女が闘士と共鳴し、その闘士に最も相応しい武器へと自らを変態させる能力。ブリュンヒルデによると、『神の神器(チート)に対抗出来る超越行為(チート)』とのこと。
しかし、ロキによると、『ただの神器錬成では神殺しの能力は得られない』とのこと。しかしブリュンヒルデは仏界の『一蓮托生』をもとに、闘士と戦乙女の命をも共鳴することで、神殺しの力を手に入れることに成功した。なお、神器錬成によって錬成された神器には、戦乙女の神名の意味が特性として秘められている。
由来は北欧神話に登場する鍛冶師ヴェルンドから。
魂の完全消滅(ニブルヘル)
魂と魂との戦いであるラグナロクの敗者に訪れる末路。敗北した場合、その者の魂が砕かれれば、復活や輪廻転生などの救済を得られなくなりただの宇宙の塵となる。
由来は北欧神話の冥界ニブルヘイムから。

書誌情報[편집]

  • 原作:梅村真也・作画:アジチカ・構成:フクイタクミ 『終末のワルキューレ』 ノース・スターズ・ピクチャーズゼノンコミックス〉、5巻
    1. 2018年5月19日発売、ISBN 978-4-19-980495-3
    2. 2018年9月20日発売、ISBN 978-4-19-980517-2
    3. 2019年3月20日発売、ISBN 978-4-19-980557-8
    4. 2019年7月20日発売、ISBN 978-4-19-980581-3
    5. 2019年11月20日発売、ISBN 978-4-19-980603-2
  • 原作:梅村真也・作画:アジチカ・構成:フクイタクミ 『終末のワルキューレ』 コアミックス 〈ゼノンコミックス〉、既刊15巻(2022年6月20日現在)
    1. 2020年4月1日発売[13]ISBN 978-4-86720-114-5
    2. 2020年4月1日発売[13]ISBN 978-4-86720-115-2
    3. 2020年4月1日発売[13]ISBN 978-4-86720-116-9
    4. 2020年4月1日発売[13]ISBN 978-4-86720-117-6
    5. 2020年4月1日発売[13]ISBN 978-4-86720-118-3
    6. 2020年4月20日発売[13]ISBN 978-4-86720-119-0
    7. 2020年6月19日発売[13]ISBN 978-4-86720-155-8
    8. 2020年9月19日発売[13]ISBN 978-4-86720-168-8
    9. 2020年12月19日発売[13]ISBN 978-4-86720-187-9
    10. 2021年3月18日発売[13]ISBN 978-4-86720-204-3
    11. 2021年6月18日発売[13]ISBN 978-4-86720-240-1
    12. 2021年9月18日発売[13]ISBN 978-4-86720-263-0
    13. 2021年12月20日発売[13]ISBN 978-4-86720-285-2
    14. 2022年3月19日発売[13]ISBN 978-4-86720-316-3
    15. 2022年6月20日発売[13]ISBN 978-4-86720-389-7 / ISBN 978-4-86720-390-3(特装版)
  • 原作:『終末のワルキューレ』・作画:オノタケオ 『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』 コアミックス 〈ゼノンコミックス〉、既刊6巻(2022年6月20日現在)
    1. 2020年4月20日発売[13]ISBN 978-4-86720-120-6
    2. 2020年9月19日発売[13]ISBN 978-4-86720-169-5
    3. 2020年12月19日発売[13]ISBN 978-4-86720-188-6
    4. 2021年6月18日発売[13]ISBN 978-4-86720-243-2
    5. 2021年12月20日発売[13]ISBN 978-4-86720-286-9
    6. 2022年6月20日発売[13]ISBN 978-4-86720-391-0

賞歴[편집]

Webアニメ[편집]

틀:放送前の番組 第1期は2021年6月17日よりNetflixにて配信開始[18]。ナレーションは石井康嗣[12]および沢城みゆき

第2期『終末のワルキューレII』は2023年よりNetflixにて配信予定[19][20]

スタッフ[편집]

第1期[18] 第2期[20]
原作 アジチカ、梅村真也、フクイタクミ
監督 大久保政雄
シリーズ構成・脚本 筆安一幸
- 山田由香
キャラクターデザイン 佐藤正樹
サブキャラクター
デザイン
赤堀重雄、川島尚
美術監督 山口忍
美術設定 島村大輔、小島伸一
色彩設計 内林裕美
3D監督 竹山諒一
撮影監督 増元由紀大
編集 丹彩子
音楽 高梨康治
音楽制作 Team-MAX、豊田充弘
音響監督 えびなやすのり
プロデューサー 住谷萌、稲本幸子、川北健
宮城惣次、青井宏之
アニメーション
プロデューサー
漆山淳
アニメーション制作 グラフィニカ
- ゆめ太カンパニー
製作 「終末のワルキューレ」
製作委員会틀:Efn2
終末のワルキューレII
製作委員会

主題歌[편집]

「KAMIGAMI-神噛-」[6]
マキシマム ザ ホルモンによる第1期オープニングテーマ。作詞・作曲はマキシマムザ亮君。
「不可避」[9]
島爺による第1期エンディングテーマ。作詞・作曲は島爺、編曲はナナホシ管弦楽団

各話リスト[편집]

틀:エピソードリスト/base/header 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base 틀:エピソードリスト/base/footer

テレビ放送[편집]

第1期が2021年10月から12月までTOKYO MXほかにて放送された[19]。全ての放送回で、出演声優によるオーディオコメンタリーが聴ける副音声放送が実施される[21]

틀:放送期間

舞台[편집]

『終末のワルキューレ』〜The STAGE of Ragnarok〜」のタイトルで、2021年11月27日から12月5日にかけて、こくみん共済coopホール(全労済ホール) / スペース・ゼロにて開催[7]

スタッフ(舞台)[편집]

  • 原作 - 『終末のワルキューレ』作画:アジチカ、原作:梅村真也、構成:フクイタクミ[7]
  • 演出 - 加古臨王[7]
  • 脚本 - Spacenoid Writers' Room(月森葵、野ノ栖千晶、会沢青、伊藤栄之進[7]

脚注[편집]

틀:脚注ヘルプ

注釈[편집]

틀:Notelist2

出典[편집]

  1. “偉人13名が人類存亡を懸けて神と闘う「終末のワルキューレ」ゼノン新連載”. 《コミックナタリー》. 2017년 11월 25일. 2019년 7월 20일에 확인함. 
  2. 日販 ほんのひきだし編集部 芝原 (2018년 12월 11일). “【第1話無料公開】漫画『終末のワルキューレ』が面白い!神vs人類の激アツタイマン勝負【前編】”. 《ほんのひきだし. 2019년 7월 20일에 확인함. 
  3. “発売後、即重版! 神と人類とのタイマン勝負を描く『終末のワルキューレ』が話題!”. 《ダ・ヴィンチニュース》. 2018년 5월 30일. 2019년 7월 20일에 확인함. 
  4. “12月20日(月)ゼノンコミックス新刊発売!”. コアミックス. 2021년 12월 20일. 2021년 12월 20일에 확인함. 
  5. “「終末のワルキューレ」呂布奉先外伝開始、麻雀マンガ「一八先生」とのコラボも”. 《コミックナタリー》. 2019년 10월 25일. 2020년 4월 20일에 확인함. 
  6. “漫画『終末のワルキューレ』来年アニメ化 出演は沢城みゆき、黒沢ともよ、関智一、緑川光、高木渉”. 《ORICON NEWS》. oricon ME. 2020년 12월 19일. 2020년 12월 19일에 확인함. 
  7. “アニメ「終末のワルキューレ」新キービジュ到着、今冬に飯窪春菜主演で原作を舞台化”. 《コミックナタリー》. 2021년 9월 15일. 2021년 9월 15일에 확인함. 
  8. アニメ1期第1話より
  9. “アニメ『終末のワルキューレ』斉藤壮馬、田中理恵ら12名のキャスト発表”. 《電撃オンライン》. KADOKAWA Game Linkage. 2021년 3월 15일. 2021년 3월 15일에 확인함. 
  10. アニメ1期第2話より
  11. “【公式】基本無料で読める、ちるらん 沖田総司ダイジェスト|終末のワルキューレ参戦決定!”. 《マンガほっとアプリ》. 2020년 9월 9일에 확인함. 
  12. “『終末のワルキューレ』追加キャストに川上彩、川口莉奈、小林ゆう ナレーションは石井康嗣”. 《ORICON NEWS》. oricon ME. 2021년 5월 25일. 2021년 5월 25일에 확인함. 
  13. “新刊情報”. コアミックス. 2022년 6월 20일에 확인함. 
  14. 日販 ほんのひきだし編集部 芝原 (2018년 12월 12일). “【第1話無料公開】漫画『終末のワルキューレ』が面白い!神vs人類の激アツタイマン勝負【後編】”. 《ほんのひきだし. 2019년 7월 20일에 확인함. 
  15. “全国書店員が選んだおすすめマンガ2019、1位は芥見下々「呪術廻戦」”. 《コミックナタリー》. 2019년 2월 1일. 2019년 7월 20일에 확인함. 
  16. “コミックス部門 結果発表 - 次にくるマンガ大賞 2019”. 2019년 11월 1일에 확인함. 
  17. “大賞は『来世は他人がいい』!第2回マンガ新聞大賞、本日結果発表〜2019年2月14日(木)授賞式開催〜”. 《マンガ新聞》. 2018년 12월 21일. 2019년 7월 27일에 확인함. 
  18. “「終末のワルキューレ」初回配信日は6月17日、川上彩、川口莉奈、小林ゆうも出演”. 《コミックナタリー》. 2021년 5월 25일. 2021년 5월 25일에 확인함. 
  19. “アニメ「終末のワルキューレ」第2期が制作決定、第1期のテレビ放送も”. 《コミックナタリー》. 2021년 8월 18일. 2021년 8월 18일에 확인함. 
  20. “アニメ「終末のワルキューレ」2期は2023年に、釈迦と零福ら描いたビジュアルも公開”. 《コミックナタリー》. 2022년 6월 20일. 2022년 6월 20일에 확인함. 
  21. “TV放送にて豪華キャスト陣によるオーディオコメンタリーが聴ける副音声が公開決定!”. 《アニメ『終末のワルキューレ』公式サイト》. 2021년 9월 15일. 2021년 9월 20일에 확인함. 

外部リンク[편집]

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